糖尿病とは?
こんにちは。少しずつ暖かくなってきましたね。薬剤師のKです。
今回から糖尿病に焦点を当て、食生活等に関してブログを書きたいと思います。私は大学で肥満、糖尿病の治療薬を探索する研究をしていたため、そんな知識を還元できればと思います。
このブログを見て頂いているということは、血糖値を下げたいということでしょう。
ですが、血糖値が上がり続けて、糖尿病にかかるとなぜヤバいのか、ご存知でしょうか?
今回はそんな糖尿病に関して、知識を増やしましょう。
糖尿病とは?
糖尿病とはその名の通り、おしっこから糖分が出るほど血糖値が上がってしまう生活習慣病です。
糖尿病は一型糖尿病と二型糖尿病に分かれます。区分は膵臓の細胞が機能しインスリンが分泌されているかどうかです。分泌されていない方が一型、されている方が二型という区分で良いでしょう。
みなさんが生活習慣病として薬を飲み始めるのは二型糖尿病です。
そして、血糖値が上がることそのものが問題になるわけではありません。恐いのは血糖値が上がり続けることによる合併症です。
合併症
糖尿病腎症、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、動脈硬化、心疾患あたりが有名でしょうか。しかし、それだけではないんです。
高血糖になると、生物の細胞にとって多大なストレスを抱えることになります。その名も小胞体ストレス。
この小胞体ストレスは、多くの疾患を引き起こすと言われています。パーキンソン病や癌まで。。。
また、血糖値が高くなると、体の中で炎症が起こっている状態になります。この炎症が起こっているためにケガをしたときに治りにくいのです。
高血糖が続くと、様々な病気につながります。
将来、腎臓が働かなくなり透析を行わなくなったり、目が見えなくなったり、動けなくなったりしたら誰でも嫌ですよね?
血糖値を落としましょう。
自分の健康のために。